近藤乳業

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山形ビッグフィールド

ビッグフィールド
近藤牛乳、湘南牛乳、酪農牛乳

近藤牛乳、湘南牛乳、酪農牛乳の生乳産地

ビッグフィールドがある米沢市は山形県の最南端、吾妻連峰の裾野に広がる米沢盆地に位置し、温泉群にも恵まれた自然豊かな町です。
米沢市の田園の真ん中で乳牛1,000頭以上を飼育、山形県一番の生乳生産量を誇る県内最大のメガファームです。
堆肥などの有機物を地域農地に還元し、飼料作物の栽培による地域の効率的な土地活用および生産調整に貢献することで地域循環型農業という形を確立しています。

酪農家の1日のお仕事

「成牛」「哺乳」「飼料作物生産」などのチームに分かれ、各々作業を分担して仕事をしています。万が一の人手不足にも他のチームとの協力により、無理のない運営体制ができています。

  • 1日の流れ
  • 農場の様子

リサイクルによる循環型農業

手入れをしなくなってしまった地域の耕作放棄地を活用し、転作飼料作物として合わせて約200ヘクタール(東京ドーム約43個)の牧草とデントコーンを生産しています。また、栄養価の高い飼料であるホールクロップサイレージを150ヘクタール(東京ドーム約32個)と東北でも有数の飼料用地を地域のコントラクター組合などと共同で保有しています。また、地域農業の活性化のために牧場の牛糞に加え、もみ殻やおがくず、ゼオライトなどを原料とした肥料にし、自社の飼料用作物栽培への再利用だけでなく、地域の農地へ戻すという、耕畜連携した循環型農業を地域の皆さんとともに行っています。

ビッグフィールドの様子

品質維持のために常に最善策を

いつでも毎日一定の乳量を出荷したいのですが、牛は人間と同じように気温や天候によって体調が変わり、それに伴い乳量も変動があります。常に同じ品質のエサを与えているつもりでも、新物の乾草や、新物サイレージへの変わり目は慣れるまで乳量が変動します。分娩も天候や気温によって発情がこなかったり、遅れたりするので通年通して一定ではなく変動があります。自然に任せるしかない部分も多々あり苦労しています。年に何回も餌のメニューを見直したり、品質を保つためにサプリメントを一時的に付与するなど、その時その時できる最善の策を講じながら皆さんへ高品質の牛乳が届けられるよう日々取り組んでいます。

ビッグフィールドの様子
MESSAGE

酪農家からのメッセージ

酪農家の写真

牛乳はカルシウムだけではなく、リン、たんぱく質など栄養満点のスーパーフードで、骨の健康を保ち、生活習慣病のリスクを低減し、腸の調子を整え、睡眠を改善させるなど、健康に役立つ働きが期待できます。皆さんの健康維持のお役に立てればと思います。